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 欧州環境庁、2017年の新車バンのCO2排出量は前年より大幅減と報告

発表日:2018.05.17


  欧州環境庁(EEA)は、2017年にEUで登録された新車バンの平均CO2排出量は前年比4.7%減の156.0 gCO2/kmだったとする暫定値を公表した。排出量の年間減少率としては、バンのCO2排出削減規制を導入した2011年以降で最大となった。また、2013年に達成した2017年目標(175 gCO2/km)を10.9%下回ったが、2020年目標(147 gCO2/km)を達成するにはさらに燃費を6%改善する必要があるという。そのほか、今回のデータでは、1)域内のバンの新車登録台数は前年と同水準の約160万台、2)モデルやサイズの違いにより加盟国間で燃費に大きな開きがあり、排出量はポルトガルが最も少なく(133.2 gCO2/km)、チェコが最高(173.6 gCO2/km)、3)電気自動車とプラグインハイブリッド車の販売は増加傾向(前年比32%増)だが、新車販売台数に占める割合は0.8%で乗用車(1.5%)と比べかなり低調、4)ディーゼル車の割合は依然として最大(96%)、等が示された。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード CO2 | 電気自動車 | プラグインハイブリッド車 | ディーゼル車 | EU | 欧州環境庁 | EEA | CO2排出削減規制
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