イギリスの大学や国際機関の科学者らが、海洋環境の回復に社会科学の知見を活かす新たな「海洋社会科学ネットワーク」を立ち上げたと国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が発表した。汚染、漁業、浚渫、石油・ガスの探査、沿岸開発など、人間の活動が海に与える負荷は増大する一方であり、この喫緊の問題に対処するためには、海洋に対する市民の意識や人間と海洋との相互作用を理解することが欠かせない。このネットワークは海洋沿岸部門から幅広く研究者や政策立案者、実践者らが集まり、政策決定に影響を与え、海洋問題への市民の参加を促すことを目指す。最も重点を置くのは、イギリス国内外において、自然科学と社会科学が連携して海洋システムの社会的価値を証明し、海洋沿岸問題に関連するメッセージの発信を支援することである。同ネットワークはUNEP-WCMC、王立地理学協会、海洋保護協会、グルベンキアン財団など、さまざまな国際組織と協力して活動を行う。
情報源 | 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 海洋環境 | 世界自然保全モニタリングセンター | イギリスの大学 | 国際機関の科学者 | 海洋社会科学ネットワーク | 海洋問題 | 海洋沿岸問題 | 王立地理学協会 | 海洋保護協会 | グルベンキアン財団 |
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