イギリス、同国の気候変動の2100年までの詳細予測を公表

発表日:2018.11.26

イギリス政府は、2100年までの気候シナリオを描いた「イギリス気候予測2018年版(UKCP18)」を公表し、気温上昇や極端気象の増加、海面上昇が迫っており世界的な対処が急務だと報告した。同予測では、温室効果ガス(GHG)の大気中濃度をいくつか想定しての分析が示され、中でも高濃度シナリオで考えられ得る事態として次の点が挙げられている。1)2070年までに夏季気温は5.4℃、冬季気温は4.2℃上昇する、2)2050年までに夏季気温が2018年のような記録的な高温となる確率は約50%ある、3)ロンドンの海面は2100年までに1.15メートル上昇する、4)2070年までの平均降雨量は夏季が47%減、冬季が35%増となる。また、どのシナリオでも海面上昇が続くと予測され、同国沿岸では水位上昇の頻度や度合いが増すという。予測作成に携わった各省大臣らは、「イギリスはGHGを1990年比で40%以上削減するなど世界を率先して気候対策に取り組んでいるが、今回の予測によって一層の対策が急務だと示された」としている。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 海面上昇 | 気温上昇 | GHG | 極端気象 | 大気中濃度 | イギリス政府 | 気候シナリオ | イギリス気候予測 | 高濃度シナリオ
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