ラムサール条約によると、ベナン共和国は「国際的に重要な湿地(ラムサール登録湿地)」2カ所を大幅に拡大し、同国の沿岸全域が登録湿地として保護されることになった。2カ所のうちの1つ、湿地番号1017のクフォ川下流域、沿岸潟湖、アホ水路、アへメ湖は、4万7500ヘクタールから52万4000ヘクタールに拡張され、クフォ川、モノ川などの流域が加わった。マングローブ林、浸水草地、森林サバンナなどを擁し、約233種の鳥類、90種超の魚類、364種超の植物種のほか、タイマイなど絶滅の恐れのある多数の種が生息する。もう1カ所が湿地番号1018のウエメ川下流域、ポルト・ノボ潟湖、ノクエ湖で、9万1600ヘクタールから65万2760ヘクタールに拡張され、ウエメ川中流域、アドジャラ湿地なども対象となった。沼沢地林、ヨシ、浮島、マングローブ林などから成り、アカハラグエノンなど8種の霊長類、80種超の魚類、アフリカマナティなど水生哺乳類、オサガメなど4種のカメ、約215種の鳥類などの生息地となっている。
情報源 | ラムサール条約 ニュース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | ラムサール条約 |
分野 | 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 生息地 | ラムサール条約 | ラムサール登録湿地 | ベナン共和国 | 登録湿地 |
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