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 イギリス、地球観測衛星データから気候変動の影響を予測する博士課程訓練センターを発足

発表日:2019.12.30


  イギリス政府は、気候変動の影響を予測する画期的な衛星データ分析研究の支援と専門家養成のため、バーチャルネットワーク型の博士課程訓練センター「環境科学衛星データセンター」(SENSE)を発足すると発表した。センターは、環境科学、数学、物理、工学、コンピュータサイエンス等多様な分野の学生を衛星データ分析による地球観測の専門家として育成する。学生50人3年間の学費、研究費として、イギリス自然環境研究会議(NERC)とイギリス宇宙庁(UKSA)が230万ポンド、エアバス、ユニリーバ等18企業とエディンバラ、リーズ両大学が340万ポンドを助成する。企業は、資金助成に加え研究プロジェクトにも参加し、学生を指導する。SENSEは、学生に対し第一線の科学者や企業人の指導のもとで研究できる機会を提供するだけでなく、有能な人材による地球観測研究の進展と衛星データの活用による適切な防災対策の策定に寄与し、すでに年成長率25%という地球観測サービスによる経済発展に貢献すると期待される。

情報源 イギリスビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS) ニュース
国・地域 イギリス
機関 イギリスビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | イギリス自然環境研究会議 | 地球観測 | イギリス政府 | 衛星データ分析研究 | バーチャルネットワーク | 環境科学衛星データセンター | イギリス宇宙庁 | 地球観測研究 | 地球観測サービス
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