減少するミツバチ、その原因を探る研究プログラムがイギリスでスタート

発表日:2009.04.21

イギリスで、マルハナバチやチョウ、ガ等の送粉昆虫の減少要因を探る研究プログラムが発表された。送粉昆虫は、人間の食糧確保にも重要な役割を果たしているが、ここ5~10年に著しく増加した病気や環境の脅威に直面している。特に、暖冬や夏の多雨をもたらす気候変動が大きな影響を与えている。その結果、イギリス国内のハチだけでも、過去2年間で10~15%減少するなど、送粉昆虫の生息数は近年、減少の一途を辿っている。今回、この減少の原因を解明するため、イギリスの主要な研究助成機関が、協同で研究プログラムを発表した。送粉昆虫の健康と寿命に影響を及ぼす、生物学的・環境学的要因の複雑な関係を解き明かすことを最重点課題としている。これは、バイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)、環境・食糧・農村地域省(DEFRA)、イギリス自然環境研究会議(NERC)等によるイニシアティブで、「環境の変化との共存(LWEC)」パートナーシップのもと、研究資金1000万ポンドをイギリスの研究チームが利用できる。

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