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 アメリカ海洋大気庁、2020年4月は観測史上2番目に暑い4月であったと報告

発表日:2020.05.13


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2020年4月の世界の平均気温は4月としては観測史上2番目に高かったと報告した。141年間の観測史上、2020年1月は最も気温が高い1月となり、その後の2~4月は各々2番目に気温が高い月となった。また、2020年1月から4月までの世界の気温は、北極海の海氷が後退を続けていたため、平均を1.14℃上回り、2016年に次いで観測史上2番目に高い気温となった。2020年4月の海氷面積は1981年から2010年の平均を6.5%下回り、北極海の4月の海氷面積としては観測史上4番目に少なかった。さらに、2020年4月の世界の海面水温は20世紀における4月の平均水温を0.83℃上回ったが、これは1880年に世界で記録を取り始めて以来、4月としては最も高くなった。2020年4月は記録的な寒さを記録した陸地や海洋地域はなかった。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 北極海 | アメリカ海洋大気庁 | 海氷面積 | 海氷 | 海面水温 | 陸地 | 平均気温 | 海洋地域 | 観測史上
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