国立科学財団、永久凍土の土壌の種類を離れた場所から推定することで気候変動モデルの改善に役立つ可能性を報告

発表日:2020.06.12

国立科学財団(NSF)が助成し、4年をかけて実施した研究によると、北極圏内のアラスカ州ノーススロープ郡において、さまざまなタイプの地形から300近くの永久凍土の土壌サンプルを採取した結果、土壌の種類と厚さは、景観と相関性が高いことが明らかになった。膨大な量の炭素を保持している北極圏の永久凍土は、面積が広大であり、アクセスも容易ではないことから、土壌のサンプルが不足しており、温暖化で永久凍土が溶けた時の予測を行うのが従来は難しかったが、この手法を使えば気候変動モデルの改善に役立つ可能性がある。同研究では、支配的な植生と、丘の斜面あるいは川の谷底近くに位置した環境であるか等に基づいて、景観を5つのカテゴリーに分類した。これを基にすれば、遠くから景観を確認するだけで土壌の種類と厚さを正確に予測できる。

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