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 南アフリカ共和国、最新の野心的な気候コミットメントを公表

発表日:2021.09.27


  世界資源研究所(WRI)は、南アフリカ共和国がパリ協定に基づく最新の国別気候コミットメントを公表したと発表した。同国は、年間の温室効果ガス(GHG)排出量を二酸化炭素換算(CO2e)で2025年までに398~510Mt、2030年までに350~420Mtに抑える意向で、2016年に同国が提唱した目標よりもはるかに野心的なものである。この新しい目標により、同国のGHG排出量は、当初計画よりも10年早く、2025年から絶対量で減少することになる。この計画では、より持続可能な経済への移行において、すべての人、特に貧しく弱い立場にある人たちが恩恵を享受できるようにすることに重点が置かれている。また、気候変動に対する同国のレジリエンスを強化することも重要視している。近年深刻化する干ばつや異常気象によりよく対処するためには、適応への投資が不可欠であり、先進国には、同国やその他の途上国が気候変動の影響に対するレジリエンスを構築し、クリーンなエネルギーの導入を支援する責任がある。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 その他
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 世界資源研究所 | 異常気象 | クリーンエネルギー | 南アフリカ共和国 | パリ協定 | レジリエンス | 気候コミットメント | 持続可能な経済
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