韓国環境部(MOE)は、2020年時点の環境保護支出は46兆2,296億ウォンで、国内総生産(GDP)の2.39%にあたると発表した。同支出は、政府や企業などが自然環境を保護するためにいくら支出したかを算出したもので、前年比4.6%増と、3年連続の増加となった。分野別では廃水への支出が最も多く、全体の38.8%を占め、次いで大気(22.6%)、廃棄物(20.8%)で、総支出の80%以上を占めている。廃水への支出は水質汚染監視システムの構築、老朽化した下水道管路の改善など主に政府からのもので、大気分野では、政府による微粒子削減事業、民間企業による大気汚染防止施設への投資、廃棄物関係では、政府による廃棄物収集・処理に対する支出が多かった。同部は、同国の環境保護支出をより徹底的に分析し、再生可能エネルギーなどカーボンニュートラルに関連する支出にも分析範囲を拡大する意向である。
情報源 | 韓国環境部(MOE) プレスリリース |
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国・地域 | 韓国 |
機関 | 韓国環境部(MOE) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 下水道 | 大気 | 廃水 | 廃棄物 | カーボンニュートラル | GDP | 韓国環境部 | 環境保護支出 | 水質汚染監視 |
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