ドイツ連邦環境庁、「環境データ2015」を公表

発表日:2015.08.04

ドイツ連邦環境庁(UBA)は、大気や水質、温室効果ガス(GHG)排出、廃棄物などドイツの環境の動向を示した「環境データ」2015年版を発表した。ドイツの輸送部門はGHG排出削減が進む他の部門と異なり、1990年以降2014年までに約0.6%増加した。輸送の排出の95%は陸上輸送が占めるため、UBAはCO2排出制限などを通じ、陸上輸送の鉄道への切り替えを進める必要があるとしている。水質では、2014年のドイツの海水浴場の98%がEU基準を満たし、飲料水の質はほとんどの場所で非常に良い状態となった。ただし河川の生態学的状態については、EUの水枠組み指令の「良い」基準を満たしているのはドイツの河川の10%にとどまった。農業で過剰に使用された肥料が川や海に流れ込み、藻類を繁殖させて水生生物から酸素を奪っているとし、UBAは窒素分の水系への流入を減らす措置が必要だとしている。資源リサイクルでは、ドイツはEUでもトップレベルで、2012年には全てのゴミの70%がリサイクルされたという。

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