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 アメリカ環境保護庁、健康リスクが懸念されるジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とトリレンジイソシアネート(TDI)について行動計画を公表

発表日:2011.04.13


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)及びその関連化合物について、有害物質規制法に基づく行動計画を公表した。これらジイソシアネート類は、ポリウレタンの合成に利用され、さまざまな消費者製品に含まれているが、そのうち発泡スプレー、接着剤など未硬化のジイソシアネート製品の健康リスクが懸念されている。また、ジイソシアネート類は、継続的に使用する労働者の皮膚と呼吸器に重篤な反応を起こすことが知られており、労働者に対しては職業安全衛生法により被曝許容限度が定められているが、消費者の使用とその影響についてはほとんど情報がない。そこで今回の行動計画では、EPAが規則を制定し、これまでの重要な有害作用のデータや業界のもつ未発表の安全・健康影響データを収集し、消費者製品に対する影響モニター調査も義務付けることとしており、未硬化のMDI、TDIを含む製品の規制あるいは禁止もありうるという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード アメリカ環境保護庁 | EPA | 呼吸器 | 消費者 | 健康リスク | ジフェニルメタンジイソシアネート | MDI | トリレンジイソシアネート | TDI | 皮膚
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