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 ドイツ持続可能な消費・生産センター、持続可能な生活様式に向けた2050年までのシナリオを公表

発表日:2012.05.30


  ドイツ持続可能な消費・生産センター(CSCP)は、2050年までに持続可能な生活様式を構築するための4つのシナリオを示した報告書を公表した。このシナリオは、CSCP主導のプロジェクト「SPREAD持続可能な生活様式2050」が作成したもので、現在の持続不可能な生活様式を打破するため、“考えもつかない”社会の在り方を視覚化し、創造的な戦略を導き出すことが目的である。今回、技術的および社会的基準という2つの変数を組み合わせ、「スーパーチャンピオン」、「ローカル・ループ」、「親密なコミュニティ」、「コモンズの管理」の4つのシナリオが作成された。いずれのシナリオも、一人当りの年間資源消費量を、現在の2万7000~4万kgから2050年には8000kgに削減することが前提だという。報告書では、各シナリオにおける今後2050年までの生活の変化を描き出し、特に食料、輸送、住宅、健康の各分野において、現在の生活様式による影響を克服する様々な方法(都市農業、ID-DNAカード、3Dプリント等)を提示している。

情報源 持続可能な消費・生産センター プレスリリース 「持続可能な生活様式2050へのシナリオ」(PDF)
国・地域 ドイツ
機関 持続可能な消費・生産センター
分野 環境総合
キーワード 持続可能 | ライフスタイル | 資源 | 技術 | シナリオ | 持続可能な消費・生産センター | 2050年 | 社会 | SPREAD | 生活様式
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