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 国土交通省、霞が関の屋上緑化とその熱環境改善効果について公表

発表日:2008.08.28


  国土交通省は、霞が関の屋上緑化とその熱環境改善効果として、平成20年8月9日13時に撮影された霞が関上空からの熱画像とその結果を公表した。同省では、屋上緑化の普及推進の一環として、平成12年度より霞が関の官庁街の屋上緑化を推進。今回公表された、同省中央合同庁舎第3号館屋上のサーモグラフィによると、屋上緑化していない部分と屋上緑化部分の表面温度は、最大で17.8℃、平均で11.2℃の差が見られた。また、同時点において、実際の屋上でサーミスタ温度計を用いて表面温度を実測した結果、タイル面47.2℃、芝生面33.2℃と、14.0℃の温度差であった。現在、霞が関官庁街では、面積約14,500m2(テニスコート約55面)の屋上緑化が実施されている。今後も、樹木による木陰の創出や、地表面被服の改善など緑化推進を図っていくという。

情報源 国土交通省 報道発表
機関 国土交通省
分野 地球環境
大気環境
キーワード 国土交通省 | 屋上緑化 | 熱環境
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