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 ソーラーフロンティア(株)、薄膜系太陽電池でエネルギー変換効率20.9%を達成

発表日:2014.04.02


  ソーラーフロンティア(株)は、CIS系薄膜太陽電池のセルにおいて、世界記録となるエネルギー変換効率20.9%を達成したと発表した。CIS薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、同社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率や発電性能が高いことが特徴である。今回、2013年に達成したカドミウムを含まないCIS系薄膜太陽電池の変換効率19.7%及びカドミウムを含む薄膜系太陽電池の変換効率20.8%を更新し、20.9%を達成した。これは、セレン化硫化法による光吸収層の改良と透明導電膜の高性能化によって達成したもので、これまで同社が採用しているセレン化硫化法が、量産に適し、さらに変換効率的にも優れた方法であることが立証されたという。なお、今回の成果は、(独)エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究によるものである。

情報源 ソーラーフロンティア(株) プレスリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 ソーラーフロンティア(株) 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 太陽電池 | 薄膜 | CIS | セル | エネルギー変換効率 | カドミウム | ソーラーフロンティア
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