大成建設(株)、稲わらを材料にした高効率バイオエタノール製造技術を開発

発表日:2014.05.30

大成建設(株)は、稲わらに含まれるセルロースとデンプンから同時にエタノールを製造することで、コスト低減およびCO2削減を可能とした新しい技術を開発したと発表した。同社では、サッポロビール(株)と共同で、平成20年7月から5か年にわたり農林水産省の「ソフトセルロース利活用技術確立事業」を実施、その後もバイオエタノールが石油代替の燃料となり得るための研究を継続してきた。今回、稲わら中に含まれるセルロースからエタノールを製造するための前処理として開発した「アルカリ処理」が、稲わらに含まれるデンプンにも作用し、デンプンからエタノールを製造するための処理として有効に利用できることを見出した。この作用を活用し、セルロースからエタノールを製造する工程に、デンプンからエタノールを製造する工程を組み合わせ、稲わらを原料としてセルロースとデンプンから同時にエタノールを製造する高効率な技術を開発した。同技術によるエタノール製造コストは70.7円/L、CO2排出量削減率も52%を実現したという。

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