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 富士経済、断熱材・遮熱材・蓄熱材の国内市場を調査

発表日:2015.06.04


  (株)富士経済は、断熱材・遮熱材・蓄熱材の国内市場を調査し、その結果をまとめた報告書「断熱・遮熱・蓄熱市場の現状と将来展望2015」を発表した(調査期間:2015年3月~5月)。2020年度末をめどに全新築建築物の「改正省エネ基準(2013年基準)」への適合義務化、2030年度をめどに新築建築物の平均でZEH/ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ビル)化が目標として掲げられている。この目標をクリアするためには、HEMS・BEMSや創・蓄エネルギーをはじめとした“アクティブ”な省エネ手法だけでは不十分なことから、断熱材・遮熱材・蓄熱材などを活用した熱マネジメントによる“パッシブ”な省エネ手法に注目が集まっている。報告書によると2014年の断熱材・遮熱材・蓄熱材の全体市場は、住宅分野や非住宅分野など建築用途の需要が市場をけん引し、6,231億円となった。2020年には、改正省エネ基準への適合義務化を背景に伸長し、2014年比8.1%増の6,736億円と予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 住宅 | 建築物 | 富士経済 | 断熱材 | 市場調査 | 遮熱 | 蓄熱 | 熱マネジメント
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