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 環境省、串間風力発電所(仮称)設置計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2015.07.31


  環境省は、串間風力発電所(仮称)設置計画に係る環境影響評価準備書について、平成27年7月31日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、串間ウインドヒル(株)が宮崎県串間市に、総出力64,800kW(2,850kW×23基)の風力発電所を新設するもの。対象事業実施区域は、急峻な山地の尾根上に位置しており、スギ・ヒノキ・サワラ植林等が分布している。また、対象事業実施区域及びその周辺では、希少猛禽類の生息が確認されており、特にクマタカは、当該区域の周辺で繁殖活動が確認されている。今回の環境大臣意見では、クマタカの環境監視及びバードストライクに関する事後調査の適切な実施及びその結果を踏まえた追加的な環境保全措置を講ずること、希少な植物の移植等の慎重な実施及び活着するまでの適切な維持管理を行うこと等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 環境省 | 宮崎県 | 植林 | 植物 | 環境影響評価 | バードストライク | 環境大臣意見 | クマタカ | 串間ウインドヒル
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