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 富士経済、触媒とその材料の世界市場を調査

発表日:2015.09.30


  (株)富士経済は、環境・エネルギー分野で用いられる触媒とその材料を中心に世界市場を調査し、その結果をまとめた報告書「環境・エネルギー触媒 関連市場の現状と将来展望2015」を発表した(調査期間:2015年5月~8月)。同報告書では、環境分野関連触媒10品目、エネルギー分野関連触媒13品目、その他触媒3品目、触媒材料9品目の市場について明らかにした。これによると、環境・エネルギー分野関連触媒の世界市場は、2014年に2兆4,924億円となった。全体市場の8割超を占める環境分野関連触媒は、自動車用触媒の構成比が高く、三元触媒や酸化触媒の伸びに加え、新たな排ガス規制によりディーゼル車用ではSCR触媒の採用が進むことで、今後も市場拡大するとみられる。建設機械や船舶用触媒は今後予定されている排ガス規制により、本格的な市場形成が期待される。これらにより、2030年には、2014年比57.2%増の3兆9,183億円になると予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
大気環境
キーワード 船舶 | 触媒 | 自動車 | エネルギー | ディーゼル車 | 富士経済 | 建設機械 | 市場調査 | SCR | 排ガス触媒
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