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 富士経済、LED照明などの光源・照明市場を調査

発表日:2015.11.13


  (株)富士経済は、エネルギーの効率性などの利点により従来の光源からLEDや有機ELへの切り替えが進む、光源・照明市場を調査し、その結果をまとめた報告書「Special Appli. 光源/照明市場 実態・技術・予測 2015年版」を発表した。これによると、2014年の国内照明器具市場は、前年比2.5%減の6,055億円となった。LED化が進んだことで、リプレース機会の減少、サイクルが長期化し、LED照明器具自体も一般化に伴う新光源としての訴求力低下や大口需要の一巡、製品の低価格化が続いているため、市場を押し上げるには至らず縮小となった。LED照明器具は、光源一体型ベースライト等の代替照明器具が市場をけん引するものの、前年比10%を超える成長から2015年以降は微増になるとみられる。一方、有機EL照明器具は本格的な市場が形成されていないものの、有機ELを用いた演出・装飾照明の導入がみられ、今後、大幅な低価格化が期待できる2017年以降徐々に拡大するとみられるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 富士経済 | エネルギー効率 | 市場調査 | LED照明 | 有機EL | 照明器具
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