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東芝、タンザニア地熱開発公社と地熱発電事業における包括的な協業に合意
発表日：2015.12.08
（株）東芝は、タンザニア地熱開発公社と、地熱発電事業における包括的な協業に合意し、覚書を締結したと発表した。タンザニアは、5,000MW級の地熱資源量を有すると考えられているが、既設発電設備の約97%が火力及び水力発電でまかなわれている。同国では、今後、2025年までに既存の1,577MWの発電設備容量を10,000MWまで急増させる計画があり、地熱発電への期待が高まっている。一方、タンザニア地熱開発公社は、タンザニア国営電力公社の子会社で、タンザニア国内において唯一地熱開発権を有し、国内地熱資源の開発から発電所の建設に至るまでの事業を担っている。今回の合意に基づき、両社は、タンザニアにおける地熱発電事業や人材育成を共同で進めていくという。
