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 環境省、「気候変動に関する国際連合枠組条約」に基づく第2回隔年報告書を提出

発表日:2015.12.28


  環境省は、「気候変動に関する国際連合枠組条約」に基づく第2回隔年報告書(BR2)を提出したと発表した。BR2は、同条約の下でのカンクン合意及びダーバン決定に基づき、2016(平成28)年1月1日までに、自国の温暖化対策・施策等をとりまとめ、条約事務局に提出するもの。今回の報告書の概要は、以下のとおり。1)温室効果ガス排出量と傾向の情報:1990年度~2013年度の温室効果ガス排出・吸収目録(インベントリ)等、2)定量化された経済全体の排出削減目標:現時点での2020年度における温室効果ガス排出削減目標、3)定量化された経済全体の排出削減目標の達成状況と関連情報:温室効果ガスの排出削減、吸収等に関する対策・施策、4)将来予測:2020・2030年度におけるガス種別・分野別の排出量の目安等、5)途上締約国への資金・技術・能力開発支援の提供:「攻めの地球温暖化外交戦略(ACE)」の内容等。2016年3月以降、専門家による技術的審査を受けた後、条約補助機関会合(SBI)で多国間評価が行われるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 環境省 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 報告書 | インベントリ | カンクン合意 | ダーバン決定 | BR
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