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 環境省、トヨタ自動車田原工場風力発電所設置事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

  環境省は、愛知県で計画されている「トヨタ自動車田原工場風力発電所設置事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成28年10月7日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、トヨタ自動車（株）が、愛知県田原市の自社工場敷地内において、最大で総出力26,000kW（5～12基）の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域内では、希少猛禽類であるチュウヒの飛翔が高い頻度で確認されているほか、同区域周辺には、重要野鳥生息地（IBA）である汐川干潟等が存在し、多数のガン・カモ類及びシギ・チドリ類が確認されている。また、事業実施想定区域の周辺には、複数の住居等が存在している。今回の環境大臣意見では、1）風力発電設備の配置等を検討するに当たって、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2）鳥類に対する影響を回避又は極力低減すること、等を求めている。

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