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 岡山大、TiOxで被覆したカーボンナノチューブの光触媒活性を解明

発表日:2017.06.23


  岡山大学は、TiOx(酸化チタン)シェル等で被覆した単層カーボンナノチューブ材料を開発し、可視光での水素製造効率が47%に達することを解明した。光触媒は「日本発のオリジナル技術」で、CO2フリーで水素を製造する将来技術として期待されている。同大学が開発した光触媒は、カーボンナノチューブの周りを、炭素材料(フラーレン)、ポリマー、TiOxの順に被覆したもので、可視光(450nm)での水素製造の効率が47%と達することが確認された。なお、可視光領域における光触媒活性の目安は30%であることから、今回の成果はそれを大幅にクリアしたものと言える。

情報源 岡山大学 プレスリリース
岡山大学 プレスリリース(PDF)
機関 岡山大学
分野 地球環境
キーワード 光触媒 | カーボンナノチューブ | 酸化チタン | 水素製造 | 岡山大学 | 可視光
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