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 カネカ、実用サイズの結晶シリコン太陽電池で変換効率26.63%を達成

  （株）カネカは、実用サイズの結晶シリコン太陽電池セルで変換効率26.63%を達成したと発表した。同社では、物性の異なる半導体材料を接合する「ヘテロ接合技術」と、太陽電池の裏側のみ電極をつくり電気を取り出す「バックコンタクト技術」を組み合わせた結晶シリコン太陽電池（ヘテロ接合バックコンタクト型）の開発を進めている。今回、同電池において、結晶シリコン太陽電池として世界最高となるセル変換効率26.63%を、実用サイズ（セル面積180cm2）で達成し、2016年に達成した記録（26.33%）を0.3ポイント更新した。同社では、太陽電池の変換効率向上、製造コスト低減、信頼性向上などの技術開発に取り組むとともに、今回の成果を活用した高効率太陽電池の製品の実用化に向け開発を進めるという。

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