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佐川急便、トヨタ輸送の貨物列車を活用したモーダルシフトを開始
発表日：2017.09.11
佐川急便（株）は、愛知県～岩手県の宅配便幹線輸送を、トヨタ輸送（株）が運行する貨物列車を活用した異業種共同によるモーダルシフトで、2017年9月下旬から運用開始すると発表した。これは、通常はトラックで輸送を行っている中部エリア（愛知県、岐阜県、三重県の一部）から東北エリア（青森県、秋田県、岩手県の一部）へ届ける宅配便（31フィートコンテナ1台分）について、愛知県東海市～岩手県盛岡市間の約900kmを結ぶトヨタ輸送専用の貨物列車を活用した鉄道輸送に切り替えるもの。これにより、トラック輸送にかかるドライバーの運行時間1,685時間/年間が省力化され、CO2排出量83.5トン/年間が削減さるという。なお、この取組は、国土交通省が2016年10月に改正した「改正物流総合効率化法」の規定により、総合効率化計画として認定されている。
