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 環境省、自主参加型国内排出量取引制度（JVETS）第5期目標保有参加者（タイプA）を決定

  環境省は、自主参加型国内排出量取引制度（JVETS）第5期目標保有参加者（タイプA）を決定した。この制度は、温室効果ガスの費用効率的かつ確実な削減と、国内排出量取引制度に関する知見・経験の蓄積を目的として、同省が2005年度から実施しているもの。第5期となる今回は、平成21年2月下旬からの公募に対して応募した事業者の中から、目標保有参加者（タイプA）の57案件が採択された。これらの事業者には、設備補助を受けながら一定量のCO2排出削減を約束し、積極的に削減に取り組むことが求められるとともに、排出量のモニタリング・算定体制の整備、第三者検証の受審や排出枠の取引等の実務を通じ、排出量取引制度についての知見・経験を獲得する機会が提供される。また、これらの事業者は、平成20年秋より開始された「排出量取引の国内統合市場の試行的実施」における試行排出量取引スキームの参加者として位置づけられる。

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