環境省は、第5回「生物を用いた水環境の評価・管理手法に関する検討会」の開催予定を発表した。同検討会は、諸外国で普及している評価・管理手法(WET手法)を、日本の排水管理に活用する場合の技術的課題等を検討するため、平成28年6月に設置されたもの。関連法制度や水環境分野の学識経験者、事業者、地方公共団体職員、NPO等の関係者で構成されており、平成28年8月に開催された第4回検討会では、パイロット事業の実施方針等が検討された。第5回検討会を平成29年3月29日に東京都下で開催し、1)平成28年度生物を用いた水環境の評価・管理(改善)手法に係るパイロット事業の結果、2)関連調査の状況、3)平成28年度事業の結果を踏まえた今後の検討の進め方を検討するという。