国立環境研究所は、環境省ならびに旧厚生省が実施してきた一般廃棄物処理実態調査の長期時系列データ(1971~2016年度)を公開した。日本の一般廃棄物処理実態調査は、1970年代から長期に渡り調査されてきた世界的にみても貴重な廃棄物統計データであり、有効な活用が期待される。同研究所では、その調査結果をアーカイブデータとして整備を進めており、今回の公開に至った。「一般廃棄物長期時系列データ閲覧システム」とともに公開しており、この閲覧システムは、都道府県、市町村別に長期データの閲覧が可能であるだけでなく、人口規模別にデータを閲覧できるようになっているという。