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 京大など、フィルム型PSCを活用した自立電源型IoT環境センサーシステムを開発

発表日:2019.10.23


  京都大学、リコー電子デバイス(株)およびニチコン(株)の研究グループは、フィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を活用した自立電源型IoT環境センサーシステムを開発したと発表した。センサーなどIoT端末の電源を確保できないところに設置する場合には、必ず蓄電デバイスが必要となるが、蓄電デバイスの耐用年数が短いことが課題となっていた。同研究グループは、室内環境のような低照度下においても高い変換効率を有するフィルム型PSC(京大)・その発電した電気をできる限りロスを少なく変換するコンバータ(リコー)・内部抵抗が低く、微小電流でも瞬時に充放電することができる小形リチウムイオン二次電池(ニチコン)を組み合わせたことにより同システムを実現させた。同システムによって、スマートホームやスマート農業などIoTを活用した仕組みが普及することが期待されるという。

情報源 京都大学 研究成果
ニチコン(株) 新着情報(PDF)
機関 京都大学 リコー電子デバイス(株)(現 日清紡マイクロデバイス(株)) ニチコン(株)
分野 環境総合
キーワード 京都大学 | 変換効率 | ニチコン | スマートホーム | IoT | ペロブスカイト太陽電池 | スマート農業 | PSC | リコー電子デバイス | 蓄電デバイス
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