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 気象庁、2018年の世界の主要温室効果ガス濃度は過去最高値と発表(WMO温室効果ガス年報第15号の結果)

発表日:2019.11.25


  気象庁は、同庁が運営する世界気象機関(WMO)温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)が発刊した「温室効果ガス年報第15号(2019年11月25日発表)」において、2018年の世界の主要温室効果ガス濃度が過去最高値であったと発表した。同庁は、WDCGGにおいて、世界中の温室効果ガス観測データを収集・解析している。今回、世界の温室効果ガス専門家の協力の下、2018年12月までの観測データを解析した結果、大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)および一酸化二窒素(N2O)の世界平均濃度が過去最高を記録したことを明らかにした。なお、同年報は、12月2日から13日に開催される国際連合枠組条約第25回締約国会議(COP25)で配布され、国際的な気候変動対策の基礎資料として用いられる予定。

情報源 気象庁 報道発表資料
機関 気象庁
分野 地球環境
キーワード CO2 | 世界気象機関 | WMO | 温室効果ガス | 気象庁 | メタン | N2O | 大気中濃度
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