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 山形県、令和元年度水生生物による水質調査結果を公表

発表日:2020.03.17


  山形県環境科学研究センターは、令和元年度水生生物による水質調査結果を公表した。同調査は、水のきれいさの程度を4つの階級に分け、それぞれの階級に該当する指標生物(合計29種類)がどれだけ見つかったかを集計し、その地点の水質階級を判定するもの。身近な自然とふれあうことで環境問題への関心を高めるとともに、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的に、同県内では、同センターと国土交通省各河川国道事務所が、調査の参加募集・取りまとめ等を行っている。今回は、73団体、延べ1,970人の参加があり、54河川、延べ101地点で調査した。その結果、8割以上が「水質階級Ⅰ:きれいな水」または「水質階級Ⅱ:ややきれいな水」という結果であった。水質階級ごとの指標生物は、水質階級Ⅰはヨコエビ類、ヘビトンボ、ブユ類、サワガニ、ナミウズムシ、水質階級Ⅱはコオニヤンマ、カワニナ類、ヤマトシジミ、イシマキガイが多く出現したという。

情報源 山形県 くらし・環境・社会基盤
機関 山形県 山形県環境科学研究センター
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 水生生物 | 水質調査 | 指標生物 | 環境問題 | 山形県 | 水環境保全 | 山形県環境科学研究センター | 水のきれいさ | 水質階級 | 河川国道事務所
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