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 NEDO、新たな太陽光発電開発戦略を公表

  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、太陽光発電に関する新たな技術開発方針「太陽光発電開発戦略2020(NEDO PV Challenges 2020)」を公表した。NEDOは、太陽光発電の大量導入社会を着実に実現し、それを支えていくために必要となる課題を新たに抽出するとともに、主として技術的方策を示すことを目的として、2014年に前方針を策定している。同戦略は、その後の状況変化を踏まえ、2050年を見据えた新たな課題を設定し、太陽光発電の大量導入社会を「円滑に実現」するために必要となる課題の包括的な検討結果や、新産業・市場創出の視点を盛り込んだものとなっている。具体的な方策として、1)高付加価値化事業の創出および立地制約と系統制約の顕在化、2)安全性の向上および循環型社会の構築、3)発電コストの低減などを提示している。また、建物の壁面、重量制約のある屋根、移動体（車載）、戸建て住宅（ZEH等）、水上、農地等の6市場を新たな用途ととらえ、特に技術開発を推進すべき市場と位置づけている。同戦略のPDFファイル（全93ページ、5.2 MB）は、NEDOのWEBサイトでダウンロードできる。