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 PEフィルム再生へ!日興商事が実証スタート プラ等資源循環システム構築実証事業

発表日:2023.01.17


  環境省は、令和4年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(補助事業)の採択結果を公表した(公募期間:4次公募令和4年9月6日~10月3日、5次公募令和4年10月17日~11月14日)。同省では、低炭素社会及び循環型社会構築に資するプラスチック資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型のプラスチック利用を段階的に改めることとし、化石資源由来のプラスチックを代替する再生可能資源由来のバイオプラスチック等への転換を推進している。今回、4次公募に2件、5次公募に3件の応募があり、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会による審査を行った結果、「使用済みフィルムから100%再生袋を製造開発する実証事業((株)日興商事)」が選定された。汚れ・異物・他素材の混入等のためリサイクル困難な使用済ポリエチレンフィルム(PE)を、分別・高密度メッシュにより再生する。また三層インフレーション成型により、単体ではフィルム成型が(気泡やコンタミ等により)難しいペレットも無駄なく活用し、100%再生袋を製造開発する実証を行うという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 実証事業 | プラスチック | 資源循環 | 脱炭素社会 | 使用済みフィルム | 日興商事 | コンタミ | 三層インフレーション成型 | ポリエチレンフィルム
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