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 東京エレクトロン デバイス(株)、米国IPS社との販売代理店契約により、薄さ0.17mmで充電性能の高いエネルギー貯蔵デバイスを販売

発表日:2010.07.13


  東京エレクトロン デバイス(株)は、米国のインフィニット・パワー・ソリューションズ(IPS社)と販売代理店契約を締結し、太陽光、熱、振動等から収集したエネルギーを貯蔵できる全固体マイクロエネルギーセル(二次電池)の販売を2010年7月20日より開始すると発表した。従来、太陽光発電などの出力電圧が不安定なシステム用のエネルギー貯蔵デバイスとして電気二重層コンデンサがあるが、サイズが大きいため組み込み式の小型の電子装置には使用できないという難点があった。今回販売される二次電池は、充電性能が高く、充分なピーク電流を供給できるとともに、25.4mm×25.4mmという切手ほどのサイズで0.17mmという薄さのため、無線センサー、アクティブRFIDタグ、スマートカード、体内医療機器といった小型システムへの埋め込みが可能という。さらに、寿命も一般的な二次電池の約100倍と長く、繰り返し充電して再利用できるという。

情報源 東京エレクトロン デバイス(株) ニュースリリース
機関 東京エレクトロン デバイス(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 長寿命 | 充電 | 小型 | 薄型 | エネルギー貯蔵 | 二次電池 | 東京エレクトロン デバイス | IPS社
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