住友林業(株)は、平成22年10月から、全国に展開する290棟(平成22年9月末現在)のすべての住宅展示場を対象に、その運営で使用する電気・ガスにより1年間に排出するCO2全量(約2,900t-CO2/年)を、自社の社有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)でカーボン・オフセットすると発表した。J-VERは、環境省が地球温暖化対策の一つとして推進している制度で、国内の温室効果ガスの排出削減・吸収量を、自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証するもの。同社では、社有林(宮崎県山瀬地区)の森林管理プロジェクトが、J-VER制度の「持続可能な森林経営促進型プロジェクト」における「持続可能な森林経営促進型」の第1号として登録されている。今回の取り組みでは、同森林管理プロジェクトで発行されるクレジットを活用し、2013年度まで3年半にわたり、住宅展示場の事業活動におけるCO2排出量を相殺する。なお、発行済のJ-VERクレジットで不足する分は、新規にクレジットを取得する予定という。
情報源 |
住友林業(株) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 住友林業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | カーボンオフセット | 住友林業 | オフセット・クレジット | J-VER | 森林管理 | 森林経営 | 住宅展示場 |
関連ニュース |
|