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 環境省、平成21年度悪臭防止法施行状況調査の結果を公表

発表日:2010.12.24


  環境省は、平成21年度悪臭防止法施行状況調査の結果を公表した。この調査は、全国の都道府県、指定都市、中核市、特例市及び特別区に対して、悪臭防止法に基づく各種措置の施行状況等を調査しているもの。同調査によると、平成21年度末現在、同法に基づく規制地域を有する市区町村は1,271市区町村(全国の72.6%)であり、悪臭苦情の件数は15,937件と、6年連続で減少した。また、同法に基づく規制地域内において、立入検査が2,076件(前年度2,525件)、報告の徴収が329件(同424件)、測定が73件(同93件)実施された結果、規制基準を超えていたものが36件(同47件)で、法に基づく改善勧告が4件(同5件)行われたが、改善命令は行われなかった(同0件)。この他、行政指導が1,550件(同1,764件)行われた。また、平成8年に創設された臭気測定業務従事者(臭気判定士)の状況も公表され、平成21年度末現在の臭気判定士免状の取得者数は2,990名(前年度3,082名)であった。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 測定 | 立入検査 | 悪臭防止法 | 規制地域 | 臭気測定業務従事者 | 臭気判定士 | 苦情
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