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 三菱化学(株)、三菱電線工業(株)等からGaN系LED事業技術・設備を譲受

発表日:2008.02.18


  三菱化学(株)は、三菱電線工業(株)及びその子会社である(株)ダイヤレッドから、GaN系LED(発光ダイオード)事業の技術・設備を2008年3月31日付で譲受すると発表した。これにより同社は、従来進めてきた高輝度白色LED用の蛍光体、GaN(窒化ガリウム)基板等の開発・事業化に加え、白色LED向け部材の開発並びに事業化を大幅に加速させる。自然光に近い白色LEDを用いた「固体照明」は、その省電力性から温暖化対策やCO2削減の有力な手段として重要性が高まっており、2010年には8000億円規模の市場になると見込まれている。同社では、これまで高輝度白色LED用蛍光体の量産化に成功し、GaN基板についても現在量産の試作段階にあることから、今回の技術譲受により、さらに高機能白色LED材料の供給力を強化していくという。

情報源 三菱化学(株) ニュースリリース
機関 三菱化学(株)(現:三菱ケミカル(株))
分野 地球環境
キーワード LED | 三菱化学 | 発光ダイオード | 白色LED | GaN | 三菱電線工業
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