厚生労働省は、福島県飯舘村の水道水中から放射性物質が検出されたと発表した。今回検査したのは、平成23年3月20日に福島県飯舘村の滝下浄水場(滝下川)で採取した水道水。福島県原子力センター福島支所が検査したところ、原子力安全委員会が定めた「飲食物摂食制限に関する指標」(放射性ヨウ素(飲料水)300Bq(ベクレル)/kg)を超過する965Bq/kgの放射性ヨウ素が検出された。この検査結果を受け、同省は、同日、福島県を通じて飯舘村に対し、飯舘村の飯舘簡易水道を利用する住民に飲用を控えるよう広報するよう要請した。なお、同省では、この測定値の水道水を一時的に飲用しても直ちに健康に影響は生じることはなく、代替飲用水がない場合には飲用しても差し支えないとしている。また、手洗い、入浴等の生活用水としての利用は可能であるという。
情報源 |
厚生労働省 報道発表資料
福島県 平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況速報 |
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機関 | 厚生労働省 福島県 福島県原子力センター |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 厚生労働省 | 水道水 | 健康影響 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 放射性ヨウ素 | 飯舘村 | 福島県原子力センター | ベクレル | 飲食物摂食制限に関する指標 |
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