日鉱金属(株)と、その子会社である日鉱商事(株)および日鉱コイルセンター(株)は、現在台湾に設立している関係会社3社を、2008年4月1日を目途に統合・再編し、新会社「台湾日鉱金属股份有限公司」(以下、台湾日鉱金属)において、台湾におけるリサイクル原料の集荷・前処理事業を新たに開始すると発表した。日鉱金属グループは、日立メタル・リサイクリング・コンプレックス(HMC)計画の推進等、リサイクル事業の発展・拡充に取り組んでおり、その一環として今回、台湾日鉱金属において電子部品くず、金銀かす等の購入・破砕等の前処理を実施するリサイクル原料集荷ヤードを建設し、原料集荷力を強化する。将来的には、同ヤードで溶融処理まで実施することを検討しているという。