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 東京電力(株)、福島第一原子力発電所3号機取水口付近からの放射性物質を含む水の外部への流出の可能性について発表

発表日:2011.05.11


  東京電力(株)は、福島第一原子力発電所3号機取水口付近からの放射性物質を含む水の外部への流出について発表した。同社では、平成23年5月11日午後0時30分頃、3号機の取水口付近にある電源ケーブルを納めている管路を通じてピット(コンクリート製の立坑)内に水が流入していることを発見。そのため、放射性物質を含む水の外部への流出の可能性についての調査と、当該ピット内の水および3号機取水口の海水のサンプリングを実施し、福島第二原子力発電所において分析を実施した。調査の結果、午後4時5分頃ピットから海への流出を確認し、午後6時45分ピット内にコンクリートを打設することで水の流出を止めた。同社では、止水状況を監視していくとともに、3号機取水口の海水のサンプリング結果、流入流出経路および状況を調査していくという。

情報源 東京電力(株) プレスリリース
東京電力(株) プレスリリース(続報)
機関 東京電力(株)
分野 地球環境
健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 経済産業省 | 東京電力 | 海水 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | サンプリング | 流出 | 3号機
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