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環境省、災害廃棄物処理優良取組事例集をとりまとめ
発表日：2011.07.15
環境省は、東日本大震災によって発生した災害廃棄物の管理等について、災害廃棄物処理優良取組事例集（グッドプラクティス集）をとりまとめた。同省現地災害対策本部（東北地方環境事務所）では、災害廃棄物の円滑かつ迅速な処理を推進するため、平成23年5月30日から3週間にわたり、宮城県、岩手県及び福島県の沿岸32市町村を対象に、職員、研究者及び技術者で構成するチームによる巡回訪問を実施し、被災地の現状や問題点の把握及びこれらを踏まえた必要な助言を行った。今回、巡回訪問中に見られた、各市町村における仮置場の管理等についての優良な取組事例を、今後の各市町村の管理の参考となるよう、平成23年4月15日に公表した災害廃棄物処理優良取組事例集の内容に加えた。事例集の構成は以下のとおり。1)仮置場の環境衛生対策・安全衛生管理等：仮置場周辺において、災害廃棄物に起因する害虫、悪臭、粉じん、火災などの防止対策を進める取組。2)分別及び有効利用手法等：総処理コストの低減や最終処分量の削減等のため、発生現場・仮置き場において、可能な限り分別し、それぞれの特性に応じた有効利用、適正な処理を行う取組。
