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 伊藤忠商事(株)とDOWAエコシステム(株)、フィリピンで養豚場のメタン回収に関するCDM事業を推進

発表日:2008.05.02


  伊藤忠商事(株)とDOWAエコシステム(株)は、フィリピンで養豚場のメタンを回収し、温室効果ガスの排出権(CER)を創出するCDM事業を共同推進するため、現地事業会社(仮称:IDES)を設立すると発表した。フィリピンでは、養豚場の糞尿処理池で発酵したメタン(温室効果は二酸化炭素の21倍)が大気に放出され、地球温暖化の一因となっている。この事業では、まずマニラ周辺の養豚場と契約して糞尿池にメタン回収装置を設置し、メタンを効果的に回収・燃焼して大気放出を削減することにより、2009年以降、年間15万トン程度のCERを創出する見込み。さらに、フィリピン国内での契約農家を拡大し、より多くのCER創出につなげるほか、アジアの他国でも同様の事業化を展開する予定という。なお、この事業で創出されるCERは、日本の需要家への販売や自社使用とする予定という。

情報源 伊藤忠商事(株) ニュースリリース
DOWAホールディングス(株) ニュースリリース(PDF)
機関 伊藤忠商事(株) DOWAエコシステム(株)
分野 地球環境
キーワード DOWA | CDM | 伊藤忠商事 | 養豚 | メタン
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