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 環境省、除染に係る補償の基準を公表

  環境省は、「放射性物質汚染対処特措法」（平成24年１月１日全面施行）に基づく除染特別地域での除染に係る補償の基準を公表した。今後、除染特別地域で本格的な除染作業を実施するに当たっては、やむを得ず宅地内の庭木等を除染行為の一環として伐採等する場合や、仮置場の設置のために土地を使用する場合について、その補償に関する考え方を定めることが重要となっている。今回、これらについて、1）除染等の措置としての庭木等の伐採及び除去に係る損失補償基準、2）除染等の措置等に必要な土地等の使用等に伴う損失補償基準、を策定した。1）は、除染特別地域における庭木等（住居等にある立木、芝等）の伐採・除去の考え方、補償額の算定方法等について定めている。また2）は、除染特別地域に、仮置場を設置する場合の土地の使用、当該土地にある立木等の取得、当該土地の返還に係る補償額等の算定方法等について定めた。なお、1）2）ともに平成24年5月2日から施行される。

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