文部科学省は、レアメタル等の代替材料の開発を目指し平成24年度から開始する「元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>」について、採択拠点を決定したと発表した。同プロジェクトは、我が国の資源制約を克服し産業競争力を強化するため、レアアースやレアメタル等を用いない、革新的な希少元素代替材料の創製を行うもの。我が国の産業競争力に直結する4つの材料領域(磁石材料、触媒・電池材料、電子材料、構造材料)を対象に、それぞれ卓越した物質観を持った代表研究者の強力なリーダーシップの下、物質の機能を支配する元素の役割の理論的な解明から新材料の創製、特性評価までを、拠点を中核として形成する共同研究組織の密接な連携・協働によって一体的に推進する。今回採択拠点となったのは、1)磁石材料:物質・材料研究機構、2)触媒・電池材料:京都大学、3)電子材料:東京工業大学、4)構造材料:京都大学、である。
情報源 |
(独)物質・材料研究機構 ニュース
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機関 | 文部科学省 (独)物質・材料研究機構 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | プロジェクト | レアメタル | 物質・材料研究機構 | レアアース | 東京工業大学 | 京都大学 | 文部科学省 | 希少元素 | 代替材料 | 拠点 |
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