経済産業省は、平成23年度「レアアース・レアメタル使用量削減・利用部品代替支援事業(二次公募)」の採択事業を決定した。同事業は、資源偏在性が高く、入手困難性の高いレアアース・レアメタルを主対象として、削減・代替・リサイクルの技術開発・実証評価等を支援するもの。使用量削減・代替技術開発のみならず、省・脱レアアース・レアメタル部素材の採用に伴う製品の設計変更・実証評価に対して支援を行う。今回、平成24年5月11日から6月18日まで公募を行い、審査した結果、省・脱ジスプロシウム磁石モーター実用化開発事業、タングステンやチタン等のレアメタルを削減する技術開発等、計30件を採択した。同省では、同事業によりジスプロシウムの使用量削減を加速させ、約2年後には年間約100トンの削減効果を見込んでいるという。また、資源調達リスクの軽減の迅速化に資する削減・代替及びリサイクルの技術開発を支援することで、タングステン等のレアメタルの使用量の削減及び製品の価格競争力の強化が見込まれるという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
経済産業省 公募情報 経済産業省 レアーアース対策 |
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 経済産業省 | レアメタル | レアアース | チタン | 使用量 | ジスプロシウム | タングステン | 代替技術 |
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