(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、経済産業省の「希少金属代替材料開発プロジェクト」の一環として、「使用済みモーターからの高性能レアアース磁石リサイクル技術開発」事業に着手すると発表した。レアアースの価格高騰や需給逼迫等の供給リスクを低減するために、使用済みの磁石を回収し、レアアースを抽出、再利用する仕組みが求められている。同事業では、ネオジムおよびジスプロシウムの安定供給確保を目指し、レアアース磁石の回収と、レアアースの再利用を効率化、低コスト化するための技術開発を行うとともに、その技術を実際にリサイクルシステムの一部として活用するための検証を行う。今回、公募に寄せられた技術開発テーマについて審査を行い、同事業の助成交付先として5社(3テーマ)を決定した。NEDOは今後、使用済レアアース磁石のリサイクルシステムを構築、レアアースの供給リスク低減を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報 経済産業省 ニュースリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 経済産業省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | リサイクル | 経済産業省 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | レアアース | ネオジム | 磁石 | 稀少 | 代替 | ジスプロシウム |
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