経済産業省は、平成22年度「レアアース等利用産業等設備導入補助金(一次公募)」の採択事業を決定し、公表した。同事業は、我が国主要産業の高い国際競争力を維持・強化するために必要不可欠な原料であるレアアース等について、その使用量低減・代替技術を活用した製造プロセスの事業化や、レアアース等の供給源多様化に資する設備の導入、レアアース等の国内循環に資する設備の導入を国が支援することで、我が国において、レアアース等の供給不安に左右されない強靱な産業構造をいち早く実現することを目的とするもの。今回、レアアース等の使用量低減・代替:65件、リサイクル:62件、供給源の多様化(米国・豪州等):7件、ユーザー産業によるレアアース等に関する試験・評価設備等の導入:26件、の計160件の事業を採択した。これにより、レアアース等を利用する次世代自動車や関連部素材等の成長産業の国内立地を確保するとともに、現状のレアアース国内需要約3万トンに対し、中長期的に年間で約1万トンの使用量低減・供給源の多様化等の効果が見込まれるという。
情報源 |
経済産業省 報道発表
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 経済産業省 | 自動車 | 補助金 | 素材 | レアアース | 使用量 | 国際競争力 | 代替 | 供給源 |
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