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 川崎重工業(株)と電源開発(株)、長崎県西海市でエネルギー回収推進施設整備・運営事業を開始

発表日:2012.11.05


  川崎重工業(株)と電源開発(株)は、長崎県西海市でエネルギー回収推進施設整備・運営事業を開始すると発表した。同事業は、西海市内で発生する一般廃棄物等を炭化燃料に加工する施設の設計・建設・運営を実施する事業で、製造された炭化燃料を有効利用することで循環型社会・低炭素社会を目指すもの。今回受注した施設は、処理能力30t/日(15トン/日×2炉)で、間接外熱キルン式炭化炉および高水準の脱塩技術を採用することにより、石炭混焼燃料として有効利用できる低塩素の炭化燃料を製造する。また、炭化炉から発生した排ガスは、燃焼炉・ろ過式集じん機(バグフィルタ)の設置により、万全な大気汚染防止対策を施し、環境負荷の低減に寄与する。事業期間は平成42年3月までで、平成27年4月の運営開始から15年間における計画ごみ処理量は11,798tで、炭化燃料製造量は約22,300tと見込んでいる。

情報源 川崎重工業(株) プレスリリース
電源開発(株) ニュースリリース
機関 川崎重工業(株) 電源開発(株)
分野 ごみ・リサイクル
大気環境
キーワード 循環型社会 | 大気汚染 | 低炭素社会 | 川崎重工業 | 電源開発 | 一般廃棄物 | 排ガス | 有効利用 | 西海市 | 炭化燃料
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