「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム（IPBES）」は、2014–2018年作業計画で取り組む活動のうち、「花粉媒介生物、花粉媒介、食料生産」（テーマ別評価）および「生物多様性と生態系サービスのシナリオ分析とモデリング」（政策支援ツール・方法論）についての成果物となる報告書の第一次草案を、専門家レビューのために、2015年1月19日からウェブサイトに掲載すると発表した。両報告書とも現在、草案の段階にあるが、IPBESの前回（第2回）総会で決定した規則と手続きに則り、報告書作成のための、透明性が高く協力的な開かれたプロセスの一環として公表する。草案のレビューを担当する査読者については、科学的、技術的、社会経済的な経歴が適切かつ多様で、地理・ジェンダーのバランスもとれるよう最大限の努力が払われたという。加えてIPBESは、関連する専門知識と実績のある新たな査読者も求めており、登録を促している。